放デイを利用するには

放デイに通うためには、必ずしも障がい者手帳(療育、身体、精神等)や診断がある必要はありません。
必須となるのは「受給者証」で、それがあればどなたでも利用することができます。
また並行して、お住まいの市区町村にある相談支援事業所で「相談支援専門員」を探していただけると良いかと思います。
その相談員が障害福祉サービス等の利用計画やその全般的な相談支援をしてくれます。
ただどこも一杯で、受け入れが難しい場合も諦めないでください。セルフプランという選択もあり、相談員が見つかるまでご自身で手続きを進めていくことができます。

受給者証(じゅきゅうしゃしょう)とは?

市区町村から交付される証明書で、通所受給者証といいます。
通所受給者証の取得には、医師や専門家が療育を受ける必要性を認める意見書を発行してもらいます。その意見書があれば、市区町村への申請が可能となります。

利用までの流れ

1.市区町村の窓口にて利用相談を行います。
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2.相談支援専門員と契約し、サービス等利用計画を作ってもらいます。セルフプランの方は、窓口にて様式を受け取り、ご自身で記入し提出します。
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3.利用を検討している事業所を見学しに行きます。
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4.受給者証が発行され次第、事業所と利用の契約をします。
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5.事業所の担当者と面談を行い、担当者によって個別支援計画が作成された上で利用が開始となります。

利用料金

利用料金の1割を利用者が自己負担しますが、世帯年収によって以下の通り上限額が規定されています。

◾️生活保護受給世帯・市町村民税非課税世帯…0円

◾️市町村民課税世帯(世帯年収が890万円未満の世帯)…4,600円

◾️上記以外(世帯年収が890万円以上の世帯)…37,200円

また、利用料金の残り9割は国または自治体が負担しますので、適正な利用を双方で心がける必要性があります。

この他にも、以下の実費が別途かかります。

◾️学習や工作等の教材費実費
◾️おやつ代
◾️お弁当(希望者)